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【陸上養殖】DOと水温の重要性/夜間トラブルとその対策
陸上養殖において、水質管理は生産性を大きく左右する重要な要素です。
本資料では、夜間に起こりやすいDO(溶存酸素)低下や水温・ORP変動の仕組みを解説しています。
夜間トラブルを未然に防ぐための監視・対策の考え方を、わかりやすくまとめました。

こんなお悩みはありませんか?

  • 朝の生態の様子が悪い
  • 夜間のDO変化を把握できていない
  • 酸素供給や水流管理に不安がある
  • 高密度養殖で水質トラブルを防ぎたい
  • 気になってはいるが、コストがかけられない
  • 停電や台風などの緊急時の対応ができていない
  • 【陸上養殖】
    DOと水温の重要性/
    夜間トラブルとその対策

    2026
    陸上養殖において、水質管理は生産性を大きく左右する重要な要素です。
    特に近年は高密度養殖が進む中で、「夜間に起こる水質変化」への対応が課題となっています。
    その中でも多くの現場で注目されているのが、DO(溶存酸素)の低下です。
    本資料では、夜間に発生しやすい水質トラブルの仕組みと、その対策について解説します。
    夜間にDO(溶存酸素)が低下するさまざまな理由

    溶存酸素(DO)は、水中に溶けている酸素量を示す指標であり、魚介類の生存に不可欠です。 一般的にDOは、物理・化学・生物の複合的な要因によって変動するとされています。

    ■ 主な要因
    ①物理的要因
    • 水温の上昇により酸素の溶解度が低下
    • 水の流動が弱くなり、酸素供給が不足
    ②化学的要因
    • 有機物(餌の残り・排泄物)の分解により酸素が消費される
    • 底質から還元物質が溶出し酸素を消費
    ③生物的要因(夜間に特に重要)
    • 藻類や微生物の呼吸により酸素が消費される
    • 光合成が止まることで酸素供給がなくなる

    特に夜間は「酸素が供給されない状態で消費だけが進む」ため、 DO低下が起こりやすいとされています。

    表層水温上昇による
    酸素拡散低下
    有機物の沈降と
    微生物分解
    水の滞留・
    流動の弱化
    底泥からの
    還元物質溶出
    栄養塩増加による
    藻類増殖
    分解量増加
    貧酸素状態 → 魚介類の斃死・硫化物生成・赤潮発生リスク
    DO低下が引き起こすリスク

    DOの低下は、単なる水質変化ではなく、養殖現場に大きな影響を与えます。

    • 魚介類のストレス増加・斃死リスク
    • 成長遅延や摂餌量の低下
    • 貧酸素状態による底質悪化(硫化物発生・悪臭の発生など)
    • 水質悪化の連鎖(透明度低下・赤潮発生の誘発など)

    これらは国内外の水産・環境研究でも広く報告されており、 DO管理は最重要管理項目のひとつとされています。

    バクテリアとDOの関係

    養殖におけるDO(溶存酸素)はバクテリアの働きにも影響します。

    • アンモニア → 亜硝酸 → 硝酸(硝化作用)
    • 硝酸 → 窒素ガス(脱窒)

    このうち、硝化作用を行う好気性バクテリアは酸素を大量に消費します。 つまり、DO(溶存酸素)が低下すると、硝化作用が停止し、 アンモニア蓄積、水質悪化という連鎖が起こります。

    ORP(酸化還元電位)によるバクテリア活動の管理とは?

    養殖の根幹である「窒素循環(アンモニア→亜硝酸→硝酸→窒素)」の安定性は、 バクテリアの活性に依存します。では、バクテリアの活性を評価するにはどうすべきか。 答えはORP(酸化還元電位)を測ることです。

    ■ ORP値からわかること
    高いORP → 酸素豊富 → 好気性バクテリアが優位
    低いORP → 酸素不足 → 嫌気性バクテリアが優位

    ■ 好気性バクテリアの硝化作用
    魚のフン・餌の残り・代謝物から発生するアンモニア(NH₃)は強い毒性を持ちます。 これを処理するのが好気性(酸素を必要とする)バクテリアです。

    ニトロソモナス属:アンモニア → 亜硝酸
    ニトロバクター属:亜硝酸 → 硝酸
    この一連の反応を硝化作用と呼びます。

    好気性バクテリアが活発だと、アンモニア中毒・亜硝酸中毒のリスクが大幅に下がります。

    <活動条件>
    高い溶存酸素(DO)
    十分な表面積(ろ材・底面)
    安定した水温(20〜30℃が多くの菌に適する)
    適度なアンモニア供給(=餌や魚の排泄物)

    この続きは無料資料でご覧いただけます

    ORP管理するポイント、水温変化、夜間トラブル対策、実際の回避例までまとめています。

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