気になる事はございますか?
ご相談はこちら


TOP > サポート窓口> よくあるご質問

よくあるご質問をまとめています。

ご不明な点などございましたら、こちらよりお気軽にお問い合わせください。

| pH計について |
| 残留塩素計について |
| 土壌ダイレクトpH計/HI 981030について |
| 土壌ダイレクトEC計/HI98331 Nについて |
| 農業向けpH、ECテスター アグリコンボ/HI 98131について |
| 残留塩素計/HI701・771・HI96701・HI96771について |

pH計について

pHとは?

水素イオン濃度のことで、液体が酸性かアルカリ性かの程度を0~14の値で表します。pH7が中性で0に近づくほど酸性が強く、また14に近づくほどアルカリ性が強くなります。以下はpH値の参考例です。


pH計の選び方は?

卓上型、小型のテスターなど用途が決まっている方はpH計の一覧をご覧ください。食品や土壌、強酸や強アルカリなど用途から選べるページもご用意しています。
▼関連情報▼
ブログ:ところでpH計ってどう選べばいいの?


校正とは?

測定器は使用環境などによってその測定値にズレが生じてきます。校正とはそのズレを正してあげる作業です。一般的に校正には標準液を使用し、その標準液の値を基準値として読み込ませます。
校正に使用するpH標準液はこちら


pH電極のメンテナンスについて

pH電極は消耗・劣化する性質があります。測定サンプルや測定頻度など使用環境により寿命は大きく異なりますが、日々のメンテナンスを行うことがとても大切です。上の「校正」と併せて以下ご参照ください。
pH電極のメンテナンス

反応が遅い、測定値が大きく動く

原因:主に電極の汚れ、電極の劣化や寿命
対処方法:電極洗浄液での洗浄
※但し、電極の劣化や寿命が原因の場合には、電極の交換が必要になります。

測定値が安定しない

原因:主に液絡部の詰まりや汚れ、電極内部液の量の減少、または電極の劣化や寿命
対処方法:電極の洗浄、電極内部液の交換
※但し、電極の劣化や寿命が原因の場合には、電極の交換が必要になります。

校正ができない

原因:主に電極の劣化や寿命による不良。
対処方法:洗浄しても直らない場合には、電極の交換が必要になります。

導電率とその単位

導電率とは、電気の流れやすさを示すものです。 不純物が多いほど抵抗値が上がり、電気が流れやすくなります。その抵抗率の逆数が導電率になります。 ハンナの導電率では、ms/cm(ミリジーメンス パーセンチメートル)、μS/cm(マイクロジーメンス パーセンチメートル) で表示しています。μS/cmはms/cmの1/1000になります。 ハンナ・ジャパンでは、導電率計やEC(Electrical Conductivity)計という名前で販売しております。


残留塩素計について

ハンナ製以外のDPD試薬は使えるの?

ハンナのDPD試薬を使用する残留塩素計に他社のDPD試薬を使用する場合には、
弊社の試薬での測定値
お持ちの試薬(他社製)での測定値
を比較しご判断いただくという形になります。①と②で限りなく近い数値が出ればお持ちの試薬もご使用いただけると思われますが、弊社では他社製の試薬を使用した数値の保証はできません。
安定性を保つために各社独自の添加剤を含んでいる
pH調整剤が含まれているもの、いないものがある
など同じDPD試薬と呼ばれるものでも全く同じ成分というわけではありません。
信頼性を確保するためにハンナの測定器にはハンナの試薬をご使用ください。


試薬の保管方法やガラスセルのメンテナンス

こちらをご覧ください。


「LO」や「L LO」のエラー表示

①9Vアルカリ電池を使用しているかご確認ください。マンガン電池の場合に起こることがあります。
②ガラスセルまたはガラスセルをセットする部分(本体のくぼみ)の汚れやキズが原因となることがあります。柔らかい布などで軽く拭いて下さい。それでも解消されない場合には本体内部の消耗・劣化も考えられますのでお問い合わせください。
※HI 93シリーズ、HI 95シリーズは旧型製品のため修理対応が終了しています。現行機種HI 96シリーズへの買い替えのご案内となります。

土壌ダイレクトpH計/HI 981030について

pH7の校正ができません・測定値が不安定です
電極は汚れていませんか?(電極部分に汚れが詰まってませんか?)
→洗浄が必要です。ハンナ製の洗浄液を用いてお願いします。

電極は乾燥していませんでしたか?(保存液に浸けていましたか?)
→丸一日程度保存液に浸け置きしてください。

内部液は十分にありますか?
→ガラス表面にゲルが付着していない場合、内部液を補充してください。
pH7の校正は取れるのにpH4の校正が取れません
pH4の標準液に浸けた際の測定値はいくつになりましたか?
→ (上記試してpH7付近の数値が出た場合)電極に傷がある可能性がございます。
本体に白い粉がついています!
電極の乾燥を防ぐ保存液が結晶化したものとなっています。保存液は時間が経過すると、結晶化し製品本体に白い粉のようなものが付着する場合があります。
水道水・精製水で洗い流すことが可能です。

土壌ダイレクトEC計/HI98331 Nについて

校正が取れません..
電極がコップやパック表面に触れていませんか?(特にパック式標準液)
→容器表面に電極が触れるとで導電率が変化してしまい、校正が取れない可能性があります。標準液を容器に3~4cm程度入れ、電極を容器表面から1cm程度離した状態で校正を試みてください。

標準液の使用期限は過ぎていませんか?
→パック式の標準液は開封当日、ボトル式の標準液は開封から3ヶ月が有効期限となります。
日常的なメンテナンスは必要ですか?
使用後に汚れを水道水で洗い流し付着した土壌を落としてください。

農業向けpH、ECテスター アグリコンボ/HI 98131について

画面に水滴が入っています
電池を取り外し、製品を乾燥させてください。

また、下記項目に当てはまらないかのご確認をお願いします。
→交換用電極のOリングが欠損していませんか?
→電極を付けないまま液体に入れていませんか?
→水分が付着したまま、本体を逆さにしていませんか?
→本体のボタン付近まで液体に浸けていませんか?
簡易校正ができません
校正の測定したい項目は正しいですか?(quick/STD)
→違っていた場合、設定の変更をお願いします。

また標準液の使用期限は過ぎていませんか?
→パック式の標準液は開封当日、ボトル式の標準液は開封から3ヶ月が有効期限となります。

残留塩素計/HI701・771・HI96701・HI96771について

L.Lo・L.Hi・Capエラーが表示されます
製品本体に水分が付着していませんか?
また、測定時にサンプルを入れる容器に水分が付着したまま利用していませんでしたか?

→測定時にガラスセルが濡れたままの状態でガラスセル挿入部に入れた場合故障の原因になりますので、ガラスセルの外側は柔らかい布でしっかりと拭き取った状態でご使用下さい