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土壌溶液抽出用ライシメーター/HI 83900

土壌の成分分析を行いたい方へ
農業分野などで土壌分析を行う場合、多項目吸光光度計が活躍しています。吸光光度計では基本的に、測定対象は液体(無色で濁りなし)ですので土壌を直接測定することはできません。しかし、土壌溶液抽出用ライシメーターを使うことで、土壌から溶液を抽出し、その溶液を用いて本器で測定することが可能です。
ライシメーターは土の深さに合わせて30、60、90cmの3種類をご用意しています。
 
①ラバーキャップ ②サンプル採水管 ③多孔質セラミックチップ
④30mLシリンジ ⑤ゴム製毛細管 ⑥留め具

動作原理
ライシメーターは、土壌溶液を抽出し定量化学分析を行うのに適したツールです。サンプル採水管に土壌溶液抽出用の多孔質セラミックチップが取り付けられており、採水管にはゴム製の毛細管を挿入し、セラミックチップに届くようにします。 セラミックチップは多くの種類の土壌に使用可能で、栄養素と反応しない焼結材料でできています。このため土壌溶液はセラミックチップの化学組成の影響を受けず、テスト結果は正確で信頼性があります。 ライシメーターでは、サンプル採水管の内部に土壌の水分の張力を超える真空状態(負圧または吸引)を生じさせる事により土壌から溶液を抽出する事が出来ます。これにより溶液が多孔質セラミックチップを通ってサンプル採水管に流れるための動水勾配が確立されます。通常、約60cb(センチバール)の真空状態になります。 作物の生育期間を通じて土壌溶液の組成を監視するためには、作物の根域に少なくとも2つのライシメーターを設置してください。1つは浅い部分の根域の下部、もう1つは深い部分の根域の下部です。 なお、測定結果の精度と再現性を高めるために、上のような設置を少なくとも他の2ヶ所以上でも行う事をお勧めします。


ライシメーターの使用事例

  


成分分析器(吸光光度計)との組み合わせ例


HI 83300(多項目吸光光度計)と一緒に使われる方が多いです。


使用方法の動画


【動画】ライシメーター使用方法↑

価格(税抜)

HI 83900-30 土壌溶液抽出用ライシメーター(30cm) 15,000 円
HI 83900-60 土壌溶液抽出用ライシメーター(60cm) 19,000 円
HI 83900-90 土壌溶液抽出用ライシメーター(90cm) 26,000 円
<上記3製品の付属品>
多孔質セラミックチップ付サンプル採水管1本、ラバーキャップ&留め具付ゴム製毛細管1セット、
洗浄液スターターキット(120mL)1本、30mLシリンジ1本、日本語取扱説明書他


その他アクセサリー

HI 83900-25 ライシメーター用洗浄液(500mL) 8,000 円