
pH標準液の新常識 / 選び方とハンナ製品の特長とは?
pH標準液はpH計の校正に欠かせない重要な消耗品です。この記事では、「なぜpH標準液が大切なのか」「ハンナ製品が選ばれる理由」「使い切りタイプのメリット」「測定対象に応じた選び方」などを、わかりやすく解説します。
ハンナのpH標準液は何が違う?
「とりあえず測定器と同じメーカーのものを使っている」「価格重視で選びたい」という方も多いかもしれません。
しかし、ハンナのpH標準液には他社にはない2つの特長があります。
- ① 使い切りタイプがある(1回分ずつ個包装)
- ② 種類がとにかく豊富(pH1〜13まで18種類)
① 使い切りタイプのメリット
ボトルタイプが主流ですが、以下のような経験はありませんか?
- ✔ 頻繁に測定しないため、開封後の期限が気になる
- ✔ 劣化に気づかず使用し、正しく校正できなかった
- ✔ 毎回、できるだけ新鮮な液で高精度を保ちたい
そんな方には使い切りタイプが最適です。1袋20mLの個包装で、毎回フレッシュな液が使えるため、精度・信頼性を求める方に選ばれています。

小型テスターでも直接使えて便利です

他メーカーにも詳しい方から「これもっとアピールした方がいいよ!」とお墨付きをいただく自信作です。
② 測定対象に応じた種類の豊富さ
校正は通常、pH7.01や4.01などの組み合わせで行われますが、測定対象のpH値に近いポイントで校正することが理想です。これをカスタム校正と呼び、一部のpH計で対応可能です。
ハンナにはpH1.00〜pH13.00の間で全18種類の標準液があります。
▶ 測定対象に最も近い校正ポイントが選べる
▶ 精度、信頼性、反応速度がさらに向上
研究・分析・品質管理などで高い精度を求める方には特におすすめです。NIST証明書付き・色付き・容量違いなど、選べるバリエーションも魅力です。

種類の多さは国内最大級!
まとめ:標準液の選び方でpH計の性能が変わる
ハイスペックなpH計でも、校正に使う標準液が適切でなければ本来の性能を発揮できません。
- ✓ 毎回フレッシュな液で校正する
- ✓ 測定対象に合ったpH値で校正する
この2つを意識するだけで、測定の安定性と信頼性が大きく変わります。
わからないことがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。