ハンナとピクタの共同研究。観葉植物の最適な育成環境を探る

パルダリウム

こんにちは、ハンナ・ジャパンの高橋です。

私がハンナに入社して以来初めて(?)となる、企業様との共同研究プロジェクトを進めることになりました。

テーマは
「観葉植物の土管理」
在宅が一つのコンテンツと化した昨今、みなさまにとってパルダリウムを始めとした観葉植物がより身近なものになったと思います。

ちなみにピクタさんへ打ち合わせ訪問をさせていただいたときの様子がこちら。
仕事で来たとはいえ美しい観葉植物に目を奪われます。


これは生産者側にも大きな変化をもたらしました。

そんな観葉植物の研究と生産を、ハンナと同じく千葉県を拠点に行っているのが有限会社ピクタさんです。
代表を務める陶(すえ)さんは観葉植物の求道者で、農業や水産養殖など生物を対象にする顧客を持つハンナにとっても大先生です。

まだまだ研究の道半ばとのことで、特に土管理については未知数の部分が多いとのこと。
そこでハンナのpH(酸度)、EC測定の技術を活用いただき、観葉植物の生育について一緒に知見を深めていく形となりました。

研究テーマ:ベゴニアの生育は土のpHに影響されるのか
1回目のテーマは土のpHによって植物にはどのような影響が表れるのかを検証します。
光量・湿気が同じ条件の下、酸性とアルカリ性のソイルを用意して植物を一株ずつ植えて経過を観察します。

注目の植物はベゴニア1種とエピスシア2種類。
ソイルは川砂とパーライトを1:1で混ぜたもの。ここに株分けした植物を入れていきます。
さらに土のpHが酸性とアルカリ性に分けられるよう注水しました。

左からベゴニア クアド リアラタ ニンバ エンシス、エピスシア シルバーダスト、エピスシア ジムズ ベルベットスター


今後は直物の経過観察や新たな試みを発信して参りますのでご期待ください!