簡単・手軽!水の硬度の測定方法

このページでは、水の硬度を簡単に測定できる水質検査キットや手軽なデジタル測定器を紹介しています。

水質調査や品質管理を行う企業/団体の方はもちろん、自宅での簡易チェックや自由研究を行う方まで以下の用途で活躍しています。

水道水や地下水/河川水、ミネラルウォーター、浄水器や軟水器の試験・評価、お茶やコーヒーに使用する水、お米を炊く水、肌や髪などの美容業界、冷却水や温水・給水の水質検査、切削油の希釈水、湿し水の原水(水道水)の分析、染色に使用する水、アクアリウム(水槽水)など

実際に私が試した、全国数ヶ所の水道水の硬度を測定してみたもご参考に。


水の硬度(全硬度)とは?

水中のカルシウム(Ca)とマグネシウム(Mg)の量をそれに相当する炭酸カルシウム(CaCO3)に換算したもので、
全硬度 = カルシウム硬度 + マグネシウム硬度
となります。

要するに、軟水はカルシウムとマグネシウムが比較的少なく、硬水になるほどカルシウムとマグネシウムが多い、というわけです。


日本の水道水の硬度

日本の水の硬度は平均で約50 mg/Lと言われています。

水道水質基準では 300 mg/L 以下で、水質管理目標設定項目では、味の観点(おいしさ)から目標値は10~100 mg/Lとされています。

硬度が高いと石鹸の泡立ちが悪くなったりスケールの発生につながり、逆に硬度が低いと水道管の腐食性を高める原因になります。

ちなみに、世界保健機関(WHO)の基準では硬度120mg/L以下を軟水、120mg/L以上を硬水となっていますが、WHO ではその基準値は設けていません。


水の硬度の測定方法3つ

主な用途も合わせてご紹介します!
①目視検査

測定したい水に試薬を添加。水の色が変わった時に加えた滴数からその水の硬度を求めます。大体これぐらいという判断はできます。
★こういった方にオススメ!★
自宅での簡易的な水質検査や自由研究。
HI 3840(低濃度:0~150mg/L)50回分
HI 3841(中濃度:40~500mg/L)50回分

②デジタル測定器

高性能タイプ。①と同様に試薬を使いますが、精度の高いデジタル表示。測定器のズレを正す校正機能もあり、信頼性や安心感を求める方にぴったりです。
★こういった方にオススメ!★
品質管理や水質調査、大学やラボ
HI 97735(低濃度~高濃度まで)
安心便利なメーカー購入サイトはこちら

③デジタルチェッカー

NEW!2022年の新商品。①と②の間に位置し、デジタル測定器でありながら低価格を実現した優れもの。
★こういった方にオススメ!★
アクアリウム(水槽)の方、①の目視検査では物足りない方、分析や品質管理レベルではないがデジタル表示の測定をしたい方
HI 735(低濃度のみ)
安心便利なメーカー購入サイトはこちら

3つの比較表

上の①~③を価格と精度・性能で比較↓

今回発売したデジタルチェッカーは、デジタル測定器でありながら低価格を実現した、今までにない位置づけの製品です!

ところで、②(高性能タイプ)と③(デジタルチェッカー)の違いは?
②(高性能タイプ)の特長としては、
先端の光学システムを採用し、より精度と信頼性が高い
測定範囲が750 mg/Lまでと広い(③は350 mg/Lまで)
測定器のズレを正す校正機能がある(③は数値検証のみ)
防水型(③にはなし)
データ保存機能がある(③にはなし)
が挙げられます。
やはり、品質管理や水質調査、大学やラボで使用する方は高性能タイプをお選びいただく方が多いですね。

お試しレンタルもやってます!

ハンナでは水質測定器メーカーとして「買う」だけでなく「借りる」というご提案もしています。
使用する期間が限られている
実験や自由研究でちょっと使ってみたい
テレビの番組制作で使いたい
という方にはぴったりです!
※テレビの番組制作では何度か実績あります。お米を炊く水の測定、出身地の水道水の硬度など。
まずは試してみたいという方、お気軽にお問い合わせください。(TEL:043-216-2601)


この記事の関連ページ
水道水の水質検査(pHや残留塩素など)向けの製品はいろいろあります