【伊豆大島】海水の塩分濃度&水道水の硬度

釣り部長の家族とともに、アオリイカ釣り&観光で伊豆大島(東京都大島町)に行ってきました。

ここです↑。大島は伊豆諸島の北部に位置する、伊豆諸島で最大の島。


今回は竹芝桟橋から高速ジェット船を利用しましたが、1時間45分ほどで着きます。


ようこそ、大島へ。


伊豆大島はどんなところ?

ざっと伊豆大島について。

活火山である三原山の活動を通して自然と大地との関わりを感じることができる。火山活動の中で生き抜く動植物の姿を学び、楽しめる大地の公園として、2010年9月に「日本ジオパーク」に認定。
三原山の火口は周遊できるよう整備され観光スポットとしても人気。
日本で唯一「砂漠」と表記されている裏砂漠。三原山の噴火により流れ出た溶岩が砕けてできた黒い砂漠。
伊豆大島を一周する道路は約47kmで、車だと1時間ほどで一周できます。
特産品の1つとして椿(ツバキ)があり、椿油を使った製品も多い。また海の幸はもちろん、酪農も行われており乳製品も人気。
バームクーヘンとも呼ばれている地層切断面は数百回にも及ぶ三原山の噴火により形成されたもの。下の方に写真も載せてますが、大地の年輪に圧倒されます。

ついつい水質が気になる・・・

今回は遊び目的でしたが、初めて行く土地でそれが島となると、つい採水したくてウズウズしちゃいます。
浜辺の海水
泊まったホテルの水道水
を採水してきました。


青い空、黒い砂浜!?

海水を採水したのは砂の浜(さのはま)というビーチですが、ここ、砂浜が黒いんですね。びっくりです。


砂の浜は約1kmに渡る大島一の黒砂のロングビーチ。黒砂の理由は玄武岩を主体とする溶岩です。溶岩は長い年月をかけて風雨により砕かれ小石、さらには砂となります。それらが三原山などの山肌から沢を下りこのようになっているそうです。
また、ウミガメの産卵地としても有名です。


海水の塩分濃度&水道水の硬度

結果を発表します。採水したものを会社で測定してみたところ・・・

浜辺の海水の塩分濃度:34.2 ppt(≒ 3.4%)
泊まったホテルの水道水の硬度:55 mg/L(= ppm)


海水用塩分テスター(HI 98319)で測定。これぐらいだろうなという予想通りです。上の写真をクリックすると製品ページに移動します

次に水道水の硬度を↓

全硬度計(HI 96735)で測定。上の写真をクリックすると製品ページに移動します
あれ、55mg/L。火山灰などの影響でミネラルが多いはずだから、水道水の硬度も120や150mg/Lぐらいあるのかなぁと予想していましたが・・・
気になるので再度測定↓

56mg/L。間違いないですね。標準液で校正した測定器は簡単に嘘はつきません。


とはいえ、気になる・・・

そんなわけで調べてみました↓

大島町の水道環境課による過去数年の浄水水質結果を見ると、大島町役場給水栓(今回宿泊したホテル付近)の水の硬度は50~70ppmで推移。これから考えると、今回の55ppmという結果は納得できます。

ただ、やはり原水(主に地下水)になると硬度も含め蒸発残留物(主にミネラル分)が多く含まれているようで、大島町では多くの地域で蒸発残留物が水質基準上限値に近い状況を示しています。これは火山活動により岩石成分が地下水中に溶け込み、温泉水となり、地下水の水質に影響を与えているため。

ちなみに、蒸発残留物が多いと水のおいしさに影響が出ます。水質基準の上限値に近いということはおいしさが損なわれる要因になります。過去の大島町のレポートを見ると、蒸発残留物の除去、ろ過方法の改善を目指している旨が書かれており、やはりこの土地ならではの課題があるのだなと思います。


さぁ、人生初のアオリイカ釣り

釣り部長夫妻は慣れたものですが、私は初めてなのでやり方を教えてもらい黙々と投げます。



!?
アタリっぽいのを感じたので軽くシャクってみたら・・・きました!
すぐにアワセます。よし!
興奮を抑えきれず叫ぶと、100m先の釣り部長が見たことないダッシュでこっちに来ます。
そして・・・

どーん。


どーん。


釣り上げた直後のアオリイカ動画。やったーという声が裏返って入ってます。

その後、ホテルに帰って捌き、釣りたてのお刺身をいただきました。
おいしーっ!最高です。さくっという食感がたまりません。もう一度言います、最高です。


観光スポット巡り

少し雨も降り三原山には登りませんでしたが、大島を一周しながら巡ってきました。


地層切断面。2万年前から数百回にも及ぶ三原山の噴火により、火山灰が幾層にも重なって形成された地層。約800メートルに渡っており、そのスケールの大きさに驚きます。



泉津の切り通し。2本の立派な木の間に階段があり、自然の力強さ・逞しさを感じます。ジブリ映画に出てくるような雰囲気だとメディアでも取り上げられた場所です。



べっこう寿司。島唐辛子を醤油に入れ、そこに地魚などネタを漬け込み握った寿司。ピリッとした辛みもあり美味です。


心も体もリフレッシュ!

今回、初めて伊豆大島に行きましたが、都心からアクセスの良い「島」で自然の大きさを感じ、美味しい食べ物、温泉も満喫できる良い場所。というのが率直な感想です。
高速ジェット船なら朝の便で島に渡り、一泊して翌日の夕方の便で帰ってくる、というのでしっかり島を楽しみ、リフレッシュできますね。


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