【シリーズ:それゆけハンナマン】強酸、強塩基性のpH測定のコツ

【シリーズ:それゆけハンナマン】はハンナの営業マン(ハンナマン)がお客様を訪問した際のお話です。ハンナ製品が実際にどういうところで活躍しているのか、などをお届けします。

ガラスの研磨剤のpH測定

さて、今回の訪問先はガラスの研磨剤を作られているお客様です。ハンナマンはイオン計のご案内で伺いましたが、pH計もお持ちということでpH電極のメンテナンスに関してもご説明しました。(汚れ、乾燥状態による消耗・劣化を最小限に抑える方法など)
その中でお客様からこんな相談を受けました。

もっとpHが低いはずなんだけど・・・

お客様
ある研磨剤のpHを測定していてpH2.2とか2.3を示しているけど、実際はもっと低い値(pH1の前半とか)のはずなんだよね…

ハンナマン
そうですか。ちなみにpH校正はどのポイントで取っていますか?

お客様
基本はpH4.01と6.86で、たまに1.68の標準液も使うよ。

ハンナマン
試料のpHが1~2であれば少なくともpH1.68標準液を使わないと検量線の範囲外になり、信頼性が損なわれる可能性はありますね。

お客様
そっか。試料のpH値に合わせて標準液を選んだり変えることが大切ってことだね。

ハンナマン
仰る通りです。もし、この試料がpH1の前半だとすれば標準液もさらに低い値のものを使用されるのが良いですよ。

お客様
あれ?今までpH1.68が一番低い標準液だと思ってたけど、それより低いものなんてあるの??

ハンナにはpH1.00~13.00まであります

ハンナマン
ございます!こちらをご覧ください。(さっとカタログを開く)ハンナにはpH1.00の標準液があるんです。さらに言えば1.00~13.00の間で計18種類ご用意しています!

お客様
へー、13.00もあるんだ!?それはすごいな…

ハンナマン
はい、ですので強酸や強アルカリ性の測定でも信頼性の高い校正ポイントをお選びいただけます!

お客様
なるほど。じゃあ、うちの場合どのように校正取るのがいいかな?

ハンナマン
そうですね。この試料がpH1の前半かもしれないことを考えると、pH1.00、1.68、4.01、6.86で校正を行えば安心かと思います。

お客様
それなら検量線内に収まるから今までより信頼性の高い測定ができそうだね。でも、この測定器だとpH1.00では校正取れないんだよね…

分析・品質管理にぴったりの製品でデモできます

ハンナマン
それならデモ機で試されますか?校正ポイントを設定できるカスタムバッファーを利用し、5点校正までできるぴったりのpH計がありますよ!

お客様
それはありがたい。ぜひ試してみたい!

というわけで、後日お客様にデモ機とpH1.00の標準液で実際に試していただきました。その結果、pH値が1.3付近を示したとのことでお客様が仰っていた通りだったことが分かりました。今回の場合、pHが1ほど違ったため使用されていたpH電極の状態が良くなかった可能性もあります。とはいえ、お客様もこの結果にはご満足いただき、その後デモで試されたpH計と標準液をご購入、ご使用いただいています。

精度の高い測定を行う上で大切なことは?

信頼性や精度の高さを求める分析において、みなさまは何が大切だと思われますか?
性能の良い測定器を使う(卓上型など)
状態の良いpH電極を使ってちゃんと校正を行う
を挙げられる方は多いかと思います。ただ、このちゃんと校正を行うという点が今回のポイントです。やはり、測定試料のpH値に合わせて適切な標準液を使用することが重要ですね。性能や状態の良いpH計と電極を組み合わせた上で、その能力を十分に発揮できる使い方をしてあげる必要があります。

同じようなお悩みありませんか?

強酸や強塩基性の測定を行われている方はたくさんいらっしゃいます。そして今回のお客様と同じことを感じている方もいらっしゃるはずです。そんな時には校正ポイント(使用している標準液)が原因なのかもしれません。
お試しいただき解消できれば何よりですが、ご不明点などございましたらお気軽にご相談ください。(お問い合わせ窓口
デモ機もご用意ありますし、少なからずお力になれる自信はあります。
では次回もお楽しみに。ハンナマンが次に伺うのはあなたの元かもしれませんね。

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