マイクロファーミングで4種の野菜を育てたらジャングルになった

そもそもマイクロファーミングとは?
誰でも簡単に栽培できるのか?
収穫した野菜は美味しいの?

このような疑問を抱いたハンナの新入社員が製品の使用を通じて知識を深めます。


こんにちは。ハンナの新入社員です。
自社製品の習得には、実際に使ってみるのが一番!
ということで、今回は水耕栽培向けに使用する液肥コントローラーに関する理解を深めるべく、ハンナのMicro farming(マイクロファーミング)を使用して野菜の栽培に取り組みます。


マイクロファーミングとは「小範囲農業」

マイクロファーミングとは「屋内やベランダといった限られたスペースのなかで行う農業」のことです。小さな範囲の中で行う農業・栽培はすべてこの言葉で表すことができ、マイクロファーミング=水耕栽培というわけではありません。

数年前にマイクロファーミングをデジタル管理できるシステムが注目され、また昨今の在宅事情も重なり、コンパクト農業に注がれる視線は熱いものがあります。

ちなみにハンナのMicro farmingは水耕栽培用の装置で、液体肥料の調節にハンナのコントローラー(液肥管理くん)を使用しています。


操作は簡単。必要なのは栽培知識

操作するのは水耕栽培器と液肥管理くん(HI 981413)の2つ。
水耕栽培器で行うのは主に光量の調整で、生育に必要な光の強弱を人為的に操作できます。
液肥管理くんは文字通り液肥のECを自動で調整してくれます。

要するに、種をスポンジに入れてそれを水耕栽培器にセットすれば、ほとんどの作業が自動で行われます。そのため作業ボリュームはそんなに多くないのが実情です。


収穫のタイミングは?

一方で、私のような初心者が気になるのは収穫のタイミングですが、私自身もインターネットで「草丈が何センチになった時に収穫するのが良い」かは簡単に分かりましたので、多くのものは簡単に作れると言えるでしょう。

また、ECを細かく調整できるので味の調整にこだわることもできますし、4段あるので4種の異なる作物を育てることも可能です。


春菊、大葉、パクチー、レタスの栽培に挑戦

タイトルのとおり4種の野菜(春菊、大葉、パクチー、レタス)を栽培することに。
一緒に管理する先輩社員の育成経験があるからこそできるわけですが、
レタスは成長が早いため、栽培の経験を素早く蓄積できる
社内に大葉を食べたい人が多かった
春菊&パクチー推しの社内パワー(?)
という理由で選定されました。


さて、栽培の手順を大まかにまとめると、

1.種をスポンジに立てる
2.種発芽するまで光を照らす
3.専用の棚に芽を移して光量を調整する

の3ステップになります。


1.種をスポンジに立てる



袋に入った種を2粒ずつスポンジに立てていきますが、ここでのポイントは2つ。

①真っすぐ発芽してくれるよう種を縦方向に立てること
➁種が水分を吸えるようにスポンジは湿らせておくこと

ちなみに、2粒ずつにするのは生育の良い方を残すための保険的な意味合いです。それにしても、ピンセットで地道に種を立てていくのはそれは緊張感のある作業です…


2.種が発芽するまで光を照らす


種を立て終わったらスポンジを専用のホルダーに移し、ホルダーをカップ(黒いケース)にはめ込んでいきます。
そして、そのカップをMicro farmingの下段に配置し、発芽するまで見守ります。
発芽まで数日要しますので、スポンジが乾燥しないように霧吹きでスポンジに水分を与えてあげます。
※発芽させるために光を与えないほうがよい野菜もあるので、その場合はマルチシートをかけて光を遮断し発芽をうながします。

数日すると発芽し、草丈が伸びていきます。
だいたい3~5cmに伸びたらいよいよ専用棚(上の段)へお引越しです。

この時、伸びの悪い片方の芽を取り除いてあげます。こうすることで、残したもう片方がより成長しやすく立派な野菜に育ってくれます。


3.専用の棚に芽を移して光量を調整する

専用棚(上の段)へお引越しする際は、ホルダー1つ1つを専用のホールに移します。
棚は、野菜が成長したときの葉っぱの長さを考慮し、ホールの間隔が広いのが特長です。

また両角はLEDライトの光量が不足しているため、どうしても葉っぱの成長が悪くなります。
一応ホルダーを入れますが、入れずにマルチシートでホールを覆ってしまってもいいかもしれません。
※マルチシートをかけないと、空いているホール内の液肥に光が照射され、苔の増殖を促します。結果、野菜の育ちが悪くなってしまうので光を遮断しておく必要があるわけです。


レタスがジャングルになった


植物によって生育の期間が異なるのは当然ですが、ひとつの装置で複数種類の野菜を栽培できるのは非常に新鮮でした。
生育具合の違いを比較できるというのは見ていて面白く、また光量や個体差による影響が見られました。
4種のなかでも成長速度が早かったのはレタスで、上の写真は種を植えてから約3週間のものです。

ちなみに・・・
「室内で栽培する=出来上がった作物も小さくなる」
みたいな思い込みを勝手にしていたせいもあり、レタスの大きさにビックリ!
葉っぱで底面がすべて覆われ、さらに葉っぱの先端は天井のLEDライトに接触し葉が焦げてしまった部分も。

見た目はスーパーで売っているような普通のレタスが出来上がったので満足です。
肝心の味ですが、一般的なレタスの味に仕上がったと思います。

欲を言えば葉っぱのみずみずしさが少し不足しているようにも感じましたが、このあたりはEC濃度を調節することで改善できるのかもしれませんね。

レタスを栽培した1週間後にはパクチーを収穫。
実はパクチーを口にするのが今回初めてで、あの独特な香りに出鼻をくじかれました・・・

ただ普段からパクチーを好んでいる先輩社員さんに話しを聞くと「香りがいつもの半分くらいだった」とのこと。

「あれ以上強い香りを好むのか・・・」と本音が漏れそうになりましたが、グッとこらえて今後の参考意見として聞きました。
ちなみにパクチーの収穫タイミングは草丈が20cmくらいの時です。

春菊と大葉も同じくらい大きくなるそうなのですが、こちらは時間がかかるので静観していきます。


ハンナのマイクロファーミングで使用している測定器はこちら

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