ベトナムでのエビの養殖

前回の釣りの記事(魚釣れず、心折れる。)で悔しさが残ったままですが、今回は養殖関連のお話を。昨年ぐらいからでしょうか、養殖での水質管理のために測定器を探されている方からのお問い合わせが増えています。今回はハンナの測定器をご使用いただき、ベトナムでエビの養殖システムを構築されているお客様のお話をご紹介します。

日本人はエビが好き

エビ(海老)と聞いておめでたい感じを連想する方、はたまたエサを思い浮かべる釣り好きの方もいると思いますが、昔からエビは日本人にとって馴染みあるものです。紅白の色合いやエビのように腰が曲がるまで長生きできるように、という縁起物とされ好まれていますね。国民1人当たりの消費量も世界一です。ちなみに、日本国内で見ると最も消費量が多いのは和歌山県で西日本の方が消費量が多いようです。逆に関東地方では1世帯当たりの消費量は少なめで、私の生まれ故郷である群馬県は沖縄県と並び最も少ない、とのこと。そういえば幼少時代、家でエビを食べた記憶はあまりなく、中華料理屋さんのエビチリぐらいしかはっきりと思い出せません・・・

エビの養殖事情

そんな国民1人当たりの消費量が多い日本ですが、そのほとんどは東南アジアからの輸入に頼っています。中でもベトナムからの輸入量は一番多いようです。なお、ベトナムは世界で見てもエビの養殖生産量は中国に次ぐ2位でその後にインドネシア、インドと続きます。

エビの養殖の歴史
近代的なエビ養殖は1960年代に日本で成功しました。(クルマエビの養殖)その技術が台湾に渡りブラックタイガーの養殖法を確立。近代的なエビ養殖の発展において大きな役割を果たします。しかし1980年代後半、養殖場の環境問題やウィルスの蔓延により台湾のエビ養殖は大きく後退。その後、台湾で培われた養殖技術はフィリピンへ伝わり、さらに他の東南アジア諸国へと広がっていきます。ベトナムもその中で成長・発展した国の1つです。

エビの養殖における水質管理

今回のお客様はベトナムでのエビの養殖システムを構築される中で、養殖池の水質管理にも携わっています。主にpHEC(導電率)、TDS(総溶解固形分)、DO(溶存酸素)、塩分濁度(透明度)、温度アンモニア態窒素硝酸態窒素を測定・管理されています。養殖池の水質管理はエビの生育、生存率など品質に直結しますので非常に重要です。

お客様に現地の写真をいただきました。陸上の池で手前にあるのは水車(パドル)。
酸素の供給とともにヘドロなどを池の中心付近に集める役割があります。

バナメイエビを養殖されています。

電極を投げ込んで測定中。1本の電極に複数のセンサーを接続し
10項目以上を同時に測定、データ保存できちゃう優れものです。

ご使用いただいている、投げ込み式の多項目測定器 “HI 9829シリーズ
養殖のほか、河川や地下水などの環境調査、排水チェックで人気です。
(上の画像をクリックするとHI 9829の詳細ページをご覧いただけます)

データ(測定値)の管理

お客様は測定値を保存、データ化して傾向を掴んだり対策に役立てています。
複数の項目の関係性(例:〇〇と温度は連動している、など)
〇〇でエビの脱皮のタイミングが掴める
〇月〇日のこの数値の低下は〇〇が関係してる、など。
養殖に限ったことではないですが、やはりデータ(測定値)を水質管理や品質管理に活用することは重要ですし、年々求められる方は増えているなーと感じます。

ハンナにできること

まずご使用中の製品に関しては、今後も測定のコツや問題に対してご案内して参ります。今までに数えきれないほどの測定器を販売していますが、ご使用される中で不明点や問題が何もない、というのは少ない気がします。ハンナとしてはできる限りのサポートに取り組んでおり、それが強みだと思っています。

養殖 × 水質測定 ⇒ ハンナ

そんなわけで、養殖関連で水質測定を行うという時にはお役に立てることがあるはずです。今年だけでもエビ、サーモン、マグロ、アユ、ウナギなどのいろいろとお問い合わせいただいていますので、同様のお話があればお気軽にご相談ください。

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ベトナムで活躍中の多項目測定器はこれです
他にも養殖関連の測定器あります
サーモンの養殖についての記事もよろしければどうぞ

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