次亜塩素酸水で新型コロナウィルス不活化の実証実験

以下は、沖縄タイムス2020年5月14日号で掲載された、北海道大学と株式会社エナジックインターナショナルによる「次亜塩素酸水に関する実証実験」に関する記事をもとに書いています。


次亜塩素酸水で新型コロナウィルス不活化の実証実験

還元水生成器の製造・販売などを手掛けるエナジックインターナショナルは2020年5月13日までに、北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターと協力し、消毒殺菌効果がある「次亜塩素酸水」に新型コロナウイルスの感染性を失わせる不活化効果があることを実証したそうです。
実証実験は同センター保有の新型コロナウイルスを蒸留水と次亜塩素酸水にそれぞれ混ぜ、30秒、1分、5分、10分の反応時間ごとに、感染性を持つウイルスの数(感染価)を測定。pH2.7以下、有効塩素濃度40ppmの次亜塩素酸水を使用。
蒸留水の感染価は10分経過後も横ばいだった一方、次亜塩素酸水の感染価は1mL(ミリリットル)あたり1千万個以上のウイルスが30秒で検出限界以下まで減少し、そのまま推移した。実験室を平均的な室温の23~24度に設定して2回試したが、どちらも同様の結果が得られた。

経済産業省の発表も注視・・・

この記事をご覧になった方は多いかと思います。
私自身、次亜塩素酸水の製造や販売に関わり、有効塩素濃度やpHの測定器をお求めの方との電話でもこの記事の話になりました。

同時に、2020年5月20日現在、経済産業省とNITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)において実施されている「新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価」の結果も注視しています。(詳細は次亜塩素酸水の濃度測定を行う方へをご覧ください)
この結果によっては、さらに次亜塩素酸水(酸性電解水)の利用が増加していくのではないかと思われます。


注意も必要です!

次亜塩素酸水(酸性電解水)が注目される中、正しくない情報が溢れているのも事実です。お客様との電話やニュースでも以下のようなことがあるようです。

・次亜塩素酸水とは別物である「次亜塩素酸ナトリウムに酸を混ぜたり希釈」し次亜塩素酸水として販売しているケース。(要は家庭用の漂白剤を薄めたものですよね。これを手指の消毒や加湿器、噴霧器で使用するのは危険です。)

・次亜塩素酸水は食品添加物(殺菌料)として認められており、野菜や調理器具の消毒などに利用されます。ですが、現場で生成しながら流水として使うのではなく、容器入りでの販売も多い。これでは経時劣化であったり紫外線による分解がで効果が減衰する恐れがある。結果として有効塩素濃度やpHを維持できない。(次亜塩素酸水の有効塩素濃度やpHについては次亜塩素酸水の濃度測定を行う方へをご覧ください)

消毒用アルコールの不足もあり代用品として注目を集めていますが、次亜塩素酸水がどういったものか?を知るということは大切ですね。


ご参考までに

ネット検索だと様々な情報が溢れていますが、厚生労働大臣の認可を得て設立された「機能水研究振興財団」や次亜塩素酸水の生成装置メーカーで組織された「日本電解水協会」のホームページもご参考に。注意喚起を含めて情報発信されています。


測定器のご相談はハンナまで

ハンナでは次亜塩素酸水の有効塩素濃度やpHの測定器を専門に扱っていますので、お力になれることはあるはずです。ご相談いただければ、把握している限りの情報はお伝えできますのでお気軽にお問い合わせください!(TEL:043-216-2601)


この記事の関連ページ
新型コロナウィルスの関連記事はこちら