【第四弾！アクア女子成長記】初心者による海水水槽立ち上げレポート！～新しい仲間編～

シリーズ【アクア女子成長記】は初心者２人が海水水槽を立ち上げ、アクアリウムの知見を深めていくお話です。ハンナの測定器がどういう場面で水質管理に必要なのか、などをお届けします。

初心者の女子2人による立ち上げ＆管理になります。ツッコミどころ満載の内容になると思いますが、アクアリストの方々には温かい目で見守っていただき、激励とアドバイスをいただけると幸いです！

第三弾【トラブル編】では、「pHが上がらない」トラブルの壁にぶち当たり、水質を測定することの重要性を学びました。
さて、今回は新しい仲間編です！

ｌシリーズ第四弾【新しい仲間編】
ｌ水槽に入れるまでのステップ
ｌエサやりは「量は見極めよう！」
　
ｌ水質に変化が・・・
ｌ次回に続く！
ｌ便利なレンタルセット登場しました！
ｌすべてのお客様へ

ｌシリーズ第四弾【新しい仲間編】

ついにカクレクマノミ　購入！

私たちが海水水槽を始めて約１ヵ月。サンゴ（ソフトコーラル）たちの水槽の水質が安定してきたので、念願のカクレクマノミを買いに行きました！

まず、60cm水槽なら3～5匹OKとのことですが、まだまだ自信のない私たちは最初は2匹からと決断しました。カクレクマノミは海水魚の中でも縄張り争いがある性質なのですが、もともと海水魚ゼロ匹の私たちの水槽には問題なし！

お店の方にアドバイスをいただきながら、同じ水槽にいた仲良し2匹を購入しました♪

ｌ水槽に入れるまでのステップ

生体を自分の水槽に入れる際は、必ず水合わせという作業をします！

１．水温を慣らす（30分～1時間くらい）　（※写真は一緒に購入したマガキガイ達）

２．ポリ袋から容器に移す（ポリ袋の海水もすべて移す）

３．飼育水を3～４回に分けて少しずつ時間をおいて入れていく（1回30分くらい）

４．ポリ袋の海水＝お店の海水と飼育水が１：１くらいになったら、クマノミをそーっとすくい、水槽へ移します。

ｌエサやりは「量は見極めよう！」

カクレクマノミを購入したお店の方からのアドバイスは、とても貴重でした！聞かなかったら、可愛いクマノミにたくさんエサをあげて、水質を悪くしてしまうところでした・・・。

エサやりPoint①！
あげすぎはNG！食べ残しが水槽内のリン酸塩を高めてしまいます。
同じ水槽にエビやカニがいれば、食べ残しを処理してくれるがいない・もしくは少ない場合は上に浮くくらい少量ずつあげて、食べきったら追加してあげる方法がいいそうです。
※クマノミ2匹なら1日2回程度でOK！

エサやりPoint②！
スポイトを使い水中でのエサやりをしてみよう！
上記画像のようにスポイトを使ってエサやりをすると、以下のメリットがあります。
・エサの量が調整しやすく、食べ残しを防ぐことができる。
・水中でエサがもらえるので、クマノミが食べやすい。（水面に浮かんだものよりも食べやすいと言われています）

ｌ水質に変化が・・・

カクレクマノミ（ｘ2）、マガキガイ（ｘ3）、アルジースネル（ｘ3）を海水水槽へ入れてから、約1ヶ月が経ち、スターポリプのひらき具合が悪くなっている一方で、タコアシトサカは元気いっぱい！何が起きているのか、水質の変化をみて確認してみました。

1ヵ月前					pH　8.07	比重　1.021	アンモニア　0	硝酸塩　6.4	リン酸塩　0.12
1ヵ月後					pH　8.14	比重　1.024	アンモニア　0.01	硝酸塩　0.18	リン酸塩　0.09